このはな産婦人科では、自然に近い妊娠を大切にしており、女性にも男性にも共に寄り添い、考えや希望に合った治療を行ってまいります。

皆さまが安心してご来院・ご通院いただけるよう、丁寧な説明と、プライバシー厳守をお約束いたします。

あらゆる方の「子供を授かりたい」という気持ちに大切に、院長・スタッフ共にサポートしていきます。

自然な形で妊娠するために必要なこと

  • 排卵があること
  • 卵管が機能していること(通過性など)
  • 精子が元気なこと

それを実現するために、さまざまな検査を行います。

検査について

基礎体温をはじめとした日々の記録

まずは基礎体温を測ってみましょう。

基礎体温を測ると排卵日がわかります。

測るのがストレスになるようなら、測らなくても構いません。

朝起きた時、動き出す前に測定してください。

同じ時間ではなくても構いません。

高温になる日がわかれば、きれいな二相になっていなくても心配ありません。

数日つけるのを忘れてしまっても構いません。

基礎体温アプリが簡単ですが、紙のグラフが最も見やすいです。

月経1日目から、数字を振りましょう。

月経日、透明なオリモノが増えてきた日、性交日なども記入してください。

検査の種類

  • 1. 超音波検査:子宮の形、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、卵巣腫瘍、子宮内膜症の有無を確認します。
  • 2. ホルモン基礎値:排卵に問題がある人は、月経の3日目頃に採血をします。卵巣機能や甲状腺機能を知ることができます。
  • 3. 子宮卵管造影検査:レントゲン検査で卵管の通過性を調べます。月経終了後から排卵までの間に行います。
  • 4. フーナーテスト:排卵期、タイミング指導の後、頸管粘液中の精子の運動性を確認します。診断的意義は少ないですが、タイミング指導には有効です。
  • 5. 精液検査:精子の状態を調べます。1、2日間の禁欲の後、自宅で、精液を採取してお持ちいただきます。
  • 6. 子宮鏡検査:粘膜下子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの存在が疑われるとき検査をします。月経終了後から排卵までの間に行います。

一般不妊治療について

タイミング指導

超音波検査による卵胞計測、尿LH検査などで、排卵のタイミングを調べます。透明なオリモノが出始めたら、子宮は精子を受け入れる準備が整ってきた証拠なので、そこから可能な限りタイミングをとります。基礎体温が上がった日まで妊娠する可能性があります。

上がった日の翌日までという説もあります。

性交回数に比例して妊娠しやすくなりますが、毎日は無理な場合、1日おきにタイミングを取りましょう。

腟内射精がうまくいかない場合は、自宅で容器に精液を採取し、スポイトなどで腟内に精子を注入するスポイト法(シリンジ法)や人工授精が有効です。

排卵誘発

排卵がうまくいかない場合、内服や注射で卵巣刺激を行います。

卵管通水治療

超音波検査下に卵管に生理食塩水を注入し、卵管の通過性を刺激します。

人工授精

原因不明不妊症、精子の状態が悪い場合、腟内射精障害などの場合、人工授精の適応になります。

排卵のタイミングに合わせて、洗浄して回収した運動良好精子を、子宮腔内に注入する方法です。

妊娠率は10%未満です。

男性不妊治療

精液所見が不良な場合、ビタミン剤や漢方薬などの薬物療法もありますが、補助的なものになります。

手術療法について

手術療法

子宮内膜ポリープや小さい粘膜下子宮筋腫は、子宮鏡下に内視鏡で切除します。

静脈麻酔をかけて行う日帰り手術になります。

体外受精・胚移植について

体外受精・胚移植(IVF-ET)は、

①卵管の通りが悪い場合、②精子が少ない場合、③原因不明の不妊の場合

などで、体外受精・胚移植以外の治療によって妊娠する見込みが少ないと判断されるカップルに行います。極端に精子の状態が悪い場合は、初めから顕微授精(ICSI)による体外受精・胚移植が必要となってきます。

一般に、排卵誘発剤を注射して(卵巣調節刺激)、成熟卵胞を多数育てて、卵子を麻酔下に体外に取り出し、精子を一緒にして受精させ、良好胚の形成を確認して1個(条件によっては2個)の胚を子宮腔内へ移植して着床させる方法です。

卵巣刺激→採卵、採精→媒精→培養→移植、場合によっては凍結という手順を踏んでいきます。

卵巣刺激は、ショート法、アンタゴニスト法、クロミッド法、フェマーラ法を、患者さんの状態に合わせて、選択しています。採卵は、卵胞数が多い場合、静脈麻酔下で行います。

卵胞数が少ない場合、痛み止めの坐薬を使用して行います。

精液採取は基本的には、採精室もありますが、自宅採取でお願いしています。

顕微授精、アシステッドハッチング、凍結融解胚移植を行っています。

受精卵の管理には、旭テクネイオン(株)のART取り違え防止システムを使用し、取り違え防止に努めています。

体外受精・胚移植の参考料金

体外受精(IVF-ET):初めての採卵で胚盤胞で移植した場合
術前検査 約50,000円
ホルモン検査 約10,000円
ホルモン注射 約50,000円
超音波検査料など 約10,000円
採卵/卵子・精子処理 約120,000円
麻酔管理料 約20,000円
初期胚培養 約50,000円
胚盤胞培養 約30,000円
胚移植 約50,000円
合計 約390,000円(税抜)
顕微授精(ICSI):初めての採卵で胚盤胞で移植した場合
術前検査 約50,000円
ホルモン検査 約10,000円
ホルモン注射 約50,000円
超音波検査料など 約10,000円
採卵/卵子・精子処理 約120,000円
麻酔管理料 約20,000円
顕微授精(ICSI) 約80,000円
初期胚培養 約50,000円
胚盤胞培養 約30,000円
胚移植 約50,000円
合計 約470,000円(税抜)
凍結保存:5個凍結して、6か月保存した場合
胚凍結 約100,000円
初期保存費用(6ヶ月まで) 約10,000円
合計 約110,000円(税抜)
凍結融解胚移植:1個融解して、移植した場合
ホルモン検査 約10,000円
ホルモン剤 約20,000円
胚融解(1セットあたり) 約30,000円
アシステッドハッチング 約20,000円
胚移植 約50,000円
合計 約130,000円(税抜)

※上記金額は税別表示となっております。

※体外受精、顕微授精、および人工授精などはすべて自費料金となります。

※初診料、再診料については別途お支払いとなります。

※使用する薬剤、処置は、周期により変動することがあります。

※当院では、すべて現金のみのお支払いとなっております。カード決済は行っておりませんので注意ください。

※これらの料金は、予告なく変更されることがありますことをご了承ください。

不育症

不育症になりやすいリスクが存在するか、自己抗体、血液凝固状態、子宮鏡検査などを行います。

不妊カウンセリング

不妊の治療は過度のストレスを受けるリスクがあります。

ストレスを和らげるためには、患者さん自身が治療に関する知識を深め、十分な休息や適度な運動、ストレスの発散、バランスのよい食べ物を摂取して体調を整えることが望まれます。

またご家族の協力も有効です。

不妊看護認定看護師が、患者さんの相談に対応します。

体調管理

現在の身長・体重や、喫煙状況など、生活習慣やそれに伴う体調管理についてアドバイスいたします。

はじめて受診される方へ

予約方法

リプロ外来は、すべて予約制になります。予約方法は、メールでの予約になりますので、初めての方はお電話でメールアドレスをお問い合わせください。WEB予約することはできません。

機器写真

島津デジタルX線TVシステム

オリンパス倒立型システム顕微鏡

G185デスクトップインキュベーター

LENSHOOKE精子分析装置

タイムラップスドライインキュベーター

GE超音波診断装置 (Volson P8)

パスファストホルモン検査機器

オリンパス子宮鏡高輝度光源装置

ヒステロレゼクトスコープ

オリンパス子宮鏡ビデオシステム

ヒステロファイバースコープ

液体窒素保存容器

ART取り違え防止システム

リプロ外来では、旭テクネイオン「ART取り違え防止システム」を導入しています。

体外受精、顕微授精などを行うにあたり、配偶子の取り違え防止および保存管理を行います。

受付、診察室、培養室、採卵室をネットワークで接続し、二次元コード付きリストバンド、二次元ラベルの照合により取り違えを防止します。

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